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ABOUT SITE 看護師の現場のトップが看護師長いわゆる婦長です。私自身、長く看護師を続けてきて知識も技術もそれなりに身につけ、後輩看護師の指導をしながら、患者さんに頼られる存在になれたかなと思った時期に病院からも認められて、婦長という職責をいただきました。婦長になった当初は上司と部下との関係にとまどい、慣れているはずの仕事にも浮き足立つ場面がありましたが、2年経った今はようやく落ち着いてきました。このサイトは全国の私と同じ道で迷っている婦長さんのためのサイトです。何かのお役に立てばと思います。 このサイトへの質問等は以下のお問い合わせcstation_nurse_job@yahoo.co.jpまでお願いします。

PDCAサイクルを回して業務改善

PDCAサイクルを回して業務改善

PDCAサイクルとは?

主に企業で取り入れられているもので、業務を円滑に進めるための手法の一つとなります。PDCA(Plan計画→Do実行→Check確認→Action改善)という4つの段階を繰り返すことで業務の改善を図り仕事をスムーズにします。もちろん婦長さんの仕事にも取り入れることができますのでぜひ実践してみてくださいね。
(1)Plan:計画・・・目標を設定して具体的な業務計画を立てます。
(2)Do:実行・・・立てた計画に沿って実行していきます。実行中は臨機応変に対応し、業務工程を見直しつつ行います。
(3)Check:確認・・・計画が上手く実行されているかの確認作業を行います。
(4)Action:改善・・・確認作業によって問題点が見つかった場合は、改善を行います。
この4段階のサイクルが終了すると、次の段階への再計画のプロセスへと入り、再びPDCAサイクルを勧めます。

PDCAサイクルを仕事に取り入れよう!

では、PDCAサイクルを仕事に取り入れるために詳しく見て行きましょう。
(1)Plan:計画
まず、毎日の業務内容を書きだし把握します。新しい仕事に対しては、過去の経験にとらわれず取り組み、自分では不可能と思われる高い目標を設定することで自分の能力を活かせるような、業務計画を作成します。
(2)Do:実行
計画に沿って実行します。実行中は臨機応変に対応し、業務工程を見直しつつ行い、良いアイデアは取り入れて実践します。失敗や問題が起きた場合は、みんなで話し合い改善へとつなげます。
(3)Check:確認
業務計画が上手く実行されているか確認作業を行い、問題点がある場合は根本の原因を探して解決策を考えます。他社や他職種の取り組みを見て、良い部分は積極的に取り入れます。
また、問題があった場合でも成功した場合でも「なぜ?」を考え、成功への道を確認します。
(4)Action:改善
問題点が見つかった場合、改善をします。業務を個人や部署内で行うのではなく、社内全体で連携します。また、持っている知識や経験などを文書などの視覚化し、みんなで共有することで誰もがPDCAを回すことができるようにします。
改善が上手くできれば、その改善後の状態が基本となって、さらに計画、実行、確認、改善のPDCAを上手く回していくことができます。

Plan(目的)の重要性

このPDCAで一番重要なことはPlan、つまり目的です。仕事の中では、与えられた業務、こなさなければならない業務という考えになってしまうことが多いので、自分のやっている仕事の目標を忘れてしまいがちです。ショッピングや旅行に行くときなどは自分で考えてから行動しますよね?仕事も目的(Plan)から自分で設定することにより、「仕事」のモチベーションが大きく変わり、仕事を楽しめるようになるのです。
忙しい婦長さんにはぜひ取り入れてもらいたい考え方ですね。

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