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ABOUT SITE 看護師の現場のトップが看護師長いわゆる婦長です。私自身、長く看護師を続けてきて知識も技術もそれなりに身につけ、後輩看護師の指導をしながら、患者さんに頼られる存在になれたかなと思った時期に病院からも認められて、婦長という職責をいただきました。婦長になった当初は上司と部下との関係にとまどい、慣れているはずの仕事にも浮き足立つ場面がありましたが、2年経った今はようやく落ち着いてきました。このサイトは全国の私と同じ道で迷っている婦長さんのためのサイトです。何かのお役に立てばと思います。 このサイトへの質問等は以下のお問い合わせcstation_nurse_job@yahoo.co.jpまでお願いします。

サンドイッチ症候群とは?

サンドイッチ症候群とは?

サンドイッチ症候群とは!?

中間管理職特有のうつ病で上司と部下の板挟みによって身動きできない状態をサンドイッチにたとえ、「サンドイッチ症候群」と呼んでいます。サンドイッチ症候群は、ストレスによって自律神経のバランスが不安定になってしまい、さまざまな症状を起こします。慢性疲労状態、抑うつ状態、頭痛、高血圧、動悸、めまい、不眠、消化器官系の不調など。これらの症状がある場合は精神的な病気を疑いましょう。以下の特徴のある人は心身の疲労を蓄積してしまい、サンドイッチ症候群にかかりやすいようです。
・誠実な人柄で面倒見が良い人
・対人関係に気を使いすぎて、頼まれたことを断れない人
・生真面目な人
・問題を一人で背負い込む傾向にある人
・自分の意見を他人にはっきりと言えない人
中間管理職であるがゆえの上司と部下の板挟み、仕事上の責任や成果に対するプレッシャーやリストラへの不安、激務による残業や年齢による体力の低下、他にも家庭の問題など身動きのできない状況に疲れが溜まりストレスとなり、症状を引き出してしまうようです。

予防方法とは!?

サンドイッチ症候群を予防するには、自分自身でストレスを上手にコントロールする必要があります。
・上司や部下との良好な関係を築き、お互いに意見を言いやすくする
・無理なことは無理だと素直に言える環境を作る
・頼まれたことでも、無理な場合は断るようにする
・家庭環境を良くするために、コミュニケーションの時間を増やすなど工夫する
・休日には、仕事を忘れて趣味を楽しむなど、心身共にリフレッシュさせる
・仕事が全てだと思い込まないようにする
自身がポジティブに変わることにより、職場全体の雰囲気もよくなり、自然と良好な人間関係が築けるようになるでしょう。

サンドイッチ症候群にかかってしまったら!?

上記の予防方法でどんなに予防に心がけていたとしても、自分では気づかないうちにサンドイッチ症候群にかかってしまうかもれしません。少しでも、「おかしいな?」と感じたら、無理をしないで早めに信頼のできる人に相談したり、病院へ行って看てもらいましょう。その際には医師の指示に従って睡眠や休養を取り、場合によっては仕事を休むことも必要になるかもしれません。つい仕事のことが心配になりますが病状が進行すると重いうつ病となる恐れがありますので注意して、医師の指示に従いましょう。

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